三途の川

だいぶ前に、ガイドさんに三途の川を見たいとお願いして連れて行ってもらったことがありました。最初に行った場所は、ゲートブリッジカフェで緑の芝生、椅子と日除けのパラソル、向こうに橋が掛かつていて、川幅10メートルくらいです。人の居ない静かな場所でした。次に行くと、下に降りる感覚で薄暗く広い場所に5万人から15万人くらいの人がいて、人の声が、泣き声、怒鳴り声、が天地にこだましてワーンという感じでした。そこに来たばかりの人は、まだ服を着ていて、ここはどこだー、叫んでいました。しばらくそこに居る人は、服を着ていず裸でした。さらに長く居る人は、地面にたをれこみ、うずくまり、体が半透明になりその場で動かなくなっていました。広場の先の崖から下を見ると、薄暗くて川を見ることが出来ませんが、ごうごうを水音がします。ガイドさんと次の場所へ移動、上流、朝もやの漂う、森の中の、すがすがしい所、水深が5センチほどで川幅１０メートル、向こうから白い服を着た3人の人が来ました。前の人の肩に手を置いて、一列になり歩いてきました。男性1人、女性2人、顔を見ると清らかそうな顔の人でした。その人たちは私の横を通り彼岸へと行きました。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上です
　　　　　　　　　　　　　　それではまた